再開発-1/そもそも再開発って?
そもそも勤務している会社がある地区に再開発の計画があると聞いたことで「再開発かぁ」と少し調べ出した事がきっかけだった。
渋谷、新宿、吉祥寺、少し前なら六本木など以前と様変わりした。
そういう事が自分の周りでも起こるのだろうか?
基本的に再開発には「第一種」と「第二種」2種類ある。
細かい定義は置くとして、
「第一種再開発」
・住民の多くが「街づくり」の同意をして行政に登録して行われる。
・元の地権者の所有分は再開発された後、「権利変換方式」で移行される。
「第二種再開発」
・緊急性、公共性が高い地域で「強制的に」実施される。
・元の地権者の所有分は「買収」される。
★「地権者」住民とイコールではなく、当該地区内に土地、建物を所有している権利者。つまり賃貸の居住者には権利が無いってこと。
★「権利変換方式」後に詳しく書きます。
つまり、駅前が大きく変貌を遂げるのは、「第二種」ってことなんだろう。
それにしても「緊急性、公共性」が認められれば「強制的に」土地、建物が「買収される」って・・・
乱暴に言えば、「ここは大規模に再開発する必要があるから『土地、建物は買ってやるから退け!』ってこと。
駅前で商売をされていた人などは他地域へ移らなくてはならないから、買収されるだけでなく、営業補償などの交渉が必要。
再開発後に戻って商売再開ということも可能だけれど、移転中に他地区で商売して顧客を新規開拓して、また戻ってとなれば大変でしょう。
さてしかし「第二種」については行政判断などが主体の案件。
このブログでは基本的に「第一種」住宅街の地権者、住民、そこで働く者達が関係する地区の再開発に関して、ウォッチしていきたいと思います。
尚、筆者が居住地、勤務先共に東京23区内の為、まずは東京中心のウォッチを先行していきたいと思います。
(記*手尾広遠)