再開発-2/東京都23区の再開発
東京都都市整備局の市街地再開発事業地区一覧によれば、
区名 | 再開発地区 | 完了地区 | (*1)事業中地区 | (*2)予定地区 |
---|---|---|---|---|
千代田区 | 18 | 14 | 3 | 1 |
中央区 | 29 | 14 | 9 | 6 |
港区 | 28 | 16 | 4 | 3 |
新宿区 | 19 | 17 | 1 | 1 |
文京区 | 12 | 11 | 1 | 0 |
隅田区 | 9 | 9 | 0 | 0 |
江東区 | 8 | 6 | 2 | 0 |
品川区 | 21 | 15 | 4 | 2 |
目黒区 | 3 | 3 | 0 | 0 |
大田区 | 2 | 2 | 0 | 0 |
世田谷区 | 6 | 6 | 0 | 0 |
渋谷区 | 7 | 2 | 4 | 1 |
中野区 | 7 | 5 | 0 | 2 |
杉並区 | 2 | 2 | 0 | 0 |
豊島区 | 5 | 3 | 2 | 0 |
北区 | 4 | 3 | 1 | 0 |
荒川区 | 12 | 12 | 0 | 0 |
板橋区 | 5 | 3 | 0 | 2 |
練馬区 | 4 | 4 | 0 | 0 |
足立区 | 4 | 3 | 1 | 0 |
葛飾区 | 4 | 2 | 1 | 1 |
江戸川区 | 4 | 1 | 2 | 1 |
台東区 | 0 | 0 | 0 | 0 |
(*1)「事業中地区」=”事業認可から工事完了前の地区”
(*2)「予定地区」=表中に「-」、”都市計画決定から事業認可前の地区”
という説明がされている。
中央区、港区、品川区、渋谷区がまだまだ大きく様変わりしそうだ。
目黒区、大田区、世田谷区、杉並区といった住宅街は音無?そんなわけもないんじゃないか?
墨田区、荒川区、練馬区では「事業中」「予定」はない、
台東区はそもそもかつてから「0」なのかぁ・・・
以上は東京都都市整備局に”届け済み”の「都市計画決定」地区のデータであり、
通常の流れでは、
「事業中」→「完了」
「予定」→「事業中」→「完了」
と進む地区である。
と、わざわざ書いたのは筆者の勤務地は表に掲載されていないし、
反対運動で有名な地区が掲載されていないからだ。
再開発計画が存在していてもそれは都市整備局にとっては「予定」未満ということになる。
表に現れない「計画中」の地区がほかに存在しているということになる。
どのくらいあるんだろう?それが筆者の関心事だ。
また「予定」と記載されている地区の中でも
「千代田区有楽町駅前第2」地区(0.2ha)は都市計画決定が昭和55年12月5日になされているにも関わらず、「事業計画認可」が空欄のまま現在に至っている。
「板橋区上板橋駅南口駅前」地区(2.2ha)は都市計画決定が平成16年11月15日になされ、「事業計画認可」が空欄のまま。
いったいどうしたんだろう?
最後にまとめると、再開発計画が行政に届けられ、都市計画決定がされ順調に進む地区についてではなく、
・計画中地区はどこか
・順調に進まない地区はどこか、その理由は?
・反対運動まで起こる理由は?
などが筆者の関心の中心、このブログのメインである。
(記*手尾広遠)