• 再開発,  第一種再開発,  都市計画決定

    再開発-2/東京都23区の再開発


    東京都都市整備局の市街地再開発事業地区一覧によれば、

    東京23区市街地再開発地区    
    区名 再開発地区 完了地区 (*1)事業中地区 (*2)予定地区
    千代田区 181431
    中央区291496
    港区281643
    新宿区191711
    文京区121110
    隅田区9900
    江東区8620
    品川区211542
    目黒区3300
    大田区2200
    世田谷区6600
    渋谷区7241
    中野区7502
    杉並区2200
    豊島区5320
    北区4310
    荒川区121200
    板橋区5302
    練馬区4400
    足立区4310
    葛飾区4211
    江戸川区4121
    台東区0000


    (*1)「事業中地区」=”事業認可から工事完了前の地区”
    (*2)「予定地区」=表中に「-」、”都市計画決定から事業認可前の地区”
    という説明がされている。

    中央区、港区、品川区、渋谷区がまだまだ大きく様変わりしそうだ。
    目黒区、大田区、世田谷区、杉並区といった住宅街は音無?そんなわけもないんじゃないか?
    墨田区、荒川区、練馬区では「事業中」「予定」はない、
    台東区はそもそもかつてから「0」なのかぁ・・・

    以上は東京都都市整備局に”届け済み”の「都市計画決定」地区のデータであり、
    通常の流れでは、
    「事業中」→「完了」
    「予定」→「事業中」→「完了」
    と進む地区である。

    と、わざわざ書いたのは筆者の勤務地は表に掲載されていないし、
    反対運動で有名な地区が掲載されていないからだ。
    再開発計画が存在していてもそれは都市整備局にとっては「予定」未満ということになる。
    表に現れない「計画中」の地区がほかに存在しているということになる。
    どのくらいあるんだろう?それが筆者の関心事だ。

    また「予定」と記載されている地区の中でも
    「千代田区有楽町駅前第2」地区(0.2ha)は都市計画決定昭和55年12月5日になされているにも関わらず、「事業計画認可」が空欄のまま現在に至っている。
    板橋区上板橋駅南口駅前」地区(2.2ha)は都市計画決定平成16年11月15日になされ、「事業計画認可」が空欄のまま。
    いったいどうしたんだろう?

    最後にまとめると、再開発計画が行政に届けられ、都市計画決定がされ順調に進む地区についてではなく、
    ・計画中地区はどこか
    ・順調に進まない地区はどこか、その理由は?
    ・反対運動まで起こる理由は?
    などが筆者の関心の中心、このブログのメインである。

    (記*手尾広遠)

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